動画関連サービスの老舗Vimeoが150億円調達、親会社IACがスピンオフ検討中

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動画関連サービスの老舗Vimeoが150億円調達、親会社IACがスピンオフ検討中

動画のホスティングおよび共有サービスとして歴史の長いVimeoが、非公開企業への株式投資として1億5000万ドル(約155億3000万円)を調達した。この資金調達は、同社の持株会社であるIACの第3四半期決算報告と合わせて発表された。

株主宛の書簡でIACのCEOであるJoey Levin(ジョーイ・レビン)氏は、「Vimeoを弊社の株主にスピンオフすることを検討し始めている」と述べている。

さらにレビン氏は「Vimeoの成功と、SaaS一般に対する投資家の厚遇を鑑み、IACの内部資本へのVimeoのアクセスが、IACの外の資本へのアクセスよりも相当高くつくと予想される。そしてその外部資本は、Vimeoがその最高の野望を達成可能にすることに貢献するだろう。私たちは小額のプライベートな資金調達でVimeoのバランスシートを強化するとともにIACへの資本の償還を行い、Vimeoの資本アクセス能力をテストした」と述べている。

今夏には、Tinderなどのデートサービスを保有しているMatch Groupが、IACからの分離を完了し(、未訳記事)、IACの持ち分はIACの株主に配分された。

一方、Vimeoは2年前からフォーカスを変更し、消費者向けビデオのサイトとしてYouTubeと競合するのではなく、ビデオツールを企業やその他の組織団体に販売している。例えば同社は最近、無料のビデオメッセージングプロダクト、Vimeo Recordを立ち上げた。

同社によると、Vimeoは150万人の有料会員、Amazon(アマゾン)、Starbucks、Deloitte、Zendesk、Rite Aid、Siemensといった大企業のクライアントが3500社以上の企業顧客がいるという。

今回の新たな投資はThrive CapitalとGICがリードした。決算報告によると、第3四半期にVimeoは売上が前年同期比で44%伸び、7510万ドル(約77億7000万円)に達した。そしてEBITDA(償却前利益)が340万ドル(約3億5000万円)の黒字となる最初の四半期になった。

VimeoのCEOであるAnjali Suc(アンジャリ・スク)氏は声明で、次のように述べている。「弊社の目標は、企業が極めて簡単にビデオを作って共有できるようにすることだ。そしてそのために、これまでよりもはるかに直観的で費用効率の高いツールを提供していく。私たちには今後さらなる資本にアクセスする力があり、Vimeoのプラットホームの全面的な注力と能力拡大により、この巨大な機会を追求していきたい」。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Vimeo、資金調達、IAC

画像クレジット:SOPA Images / Getty Images

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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